KIR 第1回水素エネルギーテクノシンポジウムを開催しました!

KIR 第1回水素エネルギーテクノシンポジウムを開催しました!

京都イノベーション・リソース(KIR)は2016年度より、最近の技術開発の

進展と適用拡大が顕著な炭素繊維複合材料(CFRP)をテーマに、3回の

テクノシンポジウムを開催してまいりました。

 今回は“持続可能なエネルギー社会の実現”を目指して、その中でも特に

『水素エネルギー』をテーマに選定し、関心をお持ちの企業様の技術力向上や

実用化の推進に貢献するべく、最近の動向や技術開発の内容を紹介する

シンポジウムを開催しました。   

当日は企業、大学、公設機関等から43名の方々にご参加いただき、講演後の

質疑応答では活発な討論がなされました。

 事後のアンケートでは、シンポジウム全体としては「満足」または「大変満足」

で参加して良かったという感想であり、各講演についても概ね「満足」との評価を

いただきました。

また、今後のシンポジウムについても、大部分の方から「参加したい」との回答を

いただきました。

KIRは今後も、皆様に役立つシンポジウムの開催を目指して努めていきます。

以下に、今回の内容を報告します。

  日時:  2018年 11月17日(土)13:00~17:00

  場所:  大阪科学技術センター 4階 405号室

テーマ: 『これからの持続可能なエネルギーを考える ― 水素エネルギーについて』

基調講演  「水素エネルギー社会の実現に向けて」    

    塩路 昌宏 氏(京都大学名誉教授 エネルギー科学研究科 特任教授)

技術講演Ⅰ 「水素の製造・貯蔵・輸送・利用に至る国際サプライチェーン構築への取組み」      

   西村 元彦 氏(川崎重工業株式会社 技術開発本部  

     水素チェーン開発センター 副センター長・理事)

技術講演Ⅱ 「燃料電池の最新動向 ― 固体酸化物形燃料電池を中心として」

     江口 浩一 氏(京都大学大学院工学研究科 物質エネルギー化学専攻 教授)

質疑応答・ディスカッション

懇親会   17:30~19:30  同センター 地下1階 B101号室

【結果】 ・参加者総数 43名(懇親会参加者 26名)   

企業・公設機関ほか; 20社・2大学・3団体   25名( 12 )

  講演者      ; 1大学・1社        3名( 3 )

  KIRメンバー   ;              15名( 11 )

  以下に当日の風景を示します。