第2回ロボットテクノシンポジウムを開催しました
第2回ロボットテクノシンポジウムを開催しました!
京都イノベーション・リソース(KIR)は、「我が国の現状は労働人口の減少やIoT社会の進展の中で様々な社会課題の解決のためにロボットへの期待が高まっている」との認識の下、2022年度はロボティクスに焦点を当て、第1回のロボットテクノシンポジウムを開催しました。
事後のアンケートでは、シンポジウム全体として概ね「満足」で非常に有意義であったという評価であり、今後の開催についても大多数の方から「参加したい」との回答をいただきました。
これを受けて、2023年度も下記の通り第2回のロボットテクノシンポジウムを開催しました。
当日はコロナもほぼ収まっていたため、対面方式で人数を制限して開催しましたが、企業の関係者を主体に総計34名の方々(講師2名、KIR会員8名を含む)にご参加をいただき、講演後の質疑応答でも活発な討論がなされました。
参加者のアンケートは、外部の方はほぼ全員提出していただき回収率は92%でした。その結果は、シンポジウム全体としては概ね「大変満足」または「満足」で非常に勉強になったという感想であり、講演についても「従来の固定観念を覆された」など高い評価をいただきました。また、今回は髙丸工業様の開発現場を見学させて頂きましたが、講演の前に見学を実施した事で、講演の内容がより分かり易く意味のあるものであったとの感想が多かったです。さらに、今後のシンポジウムについても多数の方から「参加したい」との回答をいただきました。
KIRは今後も皆様に役立つシンポジウムの開催を目指して努力していきます。
以下に、今回の内容を報告します。
日時: 2023年10月20日(金)13:15~17:00
場所: (株)ロボットテクニカルセンター(RTC)兵庫 研修室(JFE西宮工場 髙丸工業㈱内)
テーマ: 『産業用ロボットの導入事例』
基調講演 「ロボットとは多品種少量生産のための省力化装置である」
(1)第一部: ロボットシステム開発現場の見学(髙丸工業㈱ 工場)
(2)第二部: 講演
髙丸 正 氏 (髙丸工業株式会社 代表取締役社長)
技術講演 「i3-Mechatronicsがもたらすソリューションの進化
~ロボットの進化とデータドリブンによる自律分散型のモノづくりの取組み~」
村井 真二 氏 (株式会社 安川電機 理事
ロボット事業部 ロボットコントローラ開発部 部長)
質疑応答・ディスカッション
懇親会: 西宮市民会館2F アミティーホール横(よつば庵)
【結果】
・参加者総数 34名(講師2名含む)
企業・NPO法人他 ; 9社・5団体・企業OB 24名
講演者 ; 2企業 2名
KIRメンバー ; 8名
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