2022年の通常総会が開催されました。

2022年の通常総会が開催されました。

会員15名が参加して、6月18日にKIR大阪事務所+ZOOMで開催!

NPO法人京都イノベーション・リソース発足12年目の総会が、令和4年6月18日(土)

15時30分から大阪事務所である京橋ブリッジ㈱会議室に9名、そしてZOOMで6名、

正会員総数26名のうち15名が参加して開催されました。

鴻野理事長の開会挨拶に続き、法人会員のティーエスアイ株式会社徃西会長の御挨拶の後、

出席者数が総会開催必要数を充足していることを確認し、議長として理事長を選出し議事に

入りました。

第1号議案の2021年度事業報告と決算報告について森本事務局長および理事長より説明

があり、続いて並木監事より監査報告が行われました。

数点の質疑応答後に表決され、参加者全員により承認されました。

第2号議案の監事選任については議長より、現監事:並木宏徳氏から重任の承諾を得、また、

総会欠席者からも賛成の表明があったとの説明の上で並木宏徳氏を監事として選任したいと

の提案があり、参加者全員の賛成により同氏が選任されました。

最後に鴻野理事長より2022年度事業計画・予算および6月現在の会員名簿、総会以降の

運営体制について報告がなされました。

議事全般での質疑は特になく、議長より閉会が宣言されました。

[鴻野理事長の挨拶]
昨年の総会では新型コロナ感染の早期収束を期待していましたが、最近になって漸く少し

ずつ収束しつつあると思われ、だいぶ社会もいろいろ動き出していますので、その中で

われわれも頑張っていかないといけないと思っています。

一方、2月にロシアのウクライナ侵攻が始まり、その影響でエネルギー価格が上がったり、

食料問題が大変なことになったり、世の中で心配なことばかりが起こっているような状況に

あると思います。
本日の事業報告書にも書いていますが、ここ2~3年は官の地方自治体とか商工会議所と

か、或いは、民間の地方銀行などが中小企業支援のプログラムを非常に充実させてきて、

しかも無償でいろいろなサービスを提供するなど、NPOが間に立っていろいろなことを

やるウェイトが下がってきているような状況ではないかと思います。

我々も中小企業支援を一つの柱にしていますが、これらに対応した新しい活動の仕方を

考えていかないといけないので、昨年の後半ぐらいからいろいろと協議し、我々から情報

発信する活動もしていかないといけないと考えて模索をしています。

我々KIRは65才以上の集団です。

今までの会社生活のしがらみから離れて、自由なことができる環境にある中で、できれば

自分達がやりたいことを活動として展開し、結果的に社会貢献に繋がるようになれば良い

と思っています。

総会でのご議論、ご審議のほどよろしくお願いします。

[ティーエスアイ㈱徃西会長の御挨拶]
昨年11月に社長を熊谷に引継ぎ会長になりました。最近は海外企業と日本企業の

マッチングに注力しています。

具体的なものとして一番分かり易いのは、海外の会社を日本の会社に買ってもらう、

それから、日本の会社が海外の会社に資本参加して一緒に業務をするということに

なります。
現在、情報が多いのは、ベトナム、台湾、インドネシア、タイあたりで、当社

グループ内ではアフリカの企業もあります。

その中では、オールドエコノミー、即ち、製造業といったお話しも結構出てくる

ので、KIRさんのネットワークで紹介できる日本の会社がありそうかなど

ご相談させていただいていますが、今後も引き続きご相談させていただければと

思っています。
さて、昨日、当社の役員会がありましたが、ティーエスアイ単体は成果報酬のみ

の仕事をしており、相変わらず厳しい状況で、今期も少し赤字の状態です。

その中でも、熊谷社長が恒常的に情報を通じて収益が得られるようなサービスを

いろいろと仕込んでおり、来期以降少しずつ芽が出てくるのでないかと思って

います。

インキュベーションの仕事も形が様変わりしてきていますので、今までの古い

やり方だけでなく、いろいろな新しいやり方を海外でやっておられるやり方を

キャッチアップしながら仕事をしていこうと思っています。

引き続きKIRさんのネットワークも活用させていただければと思っています

ので、宜しくお願いします。

以下はZOOM参加者の総会中のスポット写真と会場参加者の写真です。